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  • 執筆者の写真西会津国際芸術村

7/18 米果南国展チーム帰国&10日間のふりかえり

7月8日から10日間、西会津に滞在していた13名の米果南国展制作チーム。 特に学生たちは以下のような超ハードスケジュールでした。 7月8日: 西会津到着 7月9日-14日:展示制作 7月15日:交流会のための料理 7月16日:トークイベント、台湾スイーツ提供、シルクスクリーンワークショップ

7月17日:台湾スイーツ提供、シルクスクリーンワークショップ 7月18日:西会津中学校全生徒向けシルクスクリーンワークショップ、      会津若松さざえ堂見学(30分)      会津若松西出発 タイトなスケジュールの中、なんとか少しでも会津観光もしてもらいたいと思い、建築を学ぶ学生が多いことから、会津若松市のさざえ堂にお連れしました。たった30分ほどの観光でしたが、珍しい建築構造を皆さんよく観察してくださり、楽しんでくださいました。 実は今回の展示制作において、台南市の制作チームと、米果南国展の制作ディレクターチーム以外の学生11名は、過疎地域で文化芸術に取り組む西会津国際芸術村に共感し、日本の地方での体験を自らかって出てくれ、自費で渡航費を出し西会津まで来てくれていたのでした。


台湾の若者たちが私たちに見せてくれた姿は、 毎日朝早く起き、 全員分の食事をつくり、

ディレクターの制作意図に応えるように制作プランや材料集めを行い、 (しかも全く勝手のわからない日本において) 計画通りにいかないことや失敗があってもすぐに計画を練り直し そして一度も疲れた様子や辛そうな顔を見せず

常に笑顔で明るく、 毎晩深夜まで作業している姿でした。


この、新しいこと、知らないことに自ら挑戦する

ポジティブな若者のエネルギーに、

西会津側のみんながとても感動していました。 そして、その若者たちを率いる 陳先生の優しさ、厳しさ、愉快さと 国際交流がこの田舎に何をもたらすのか、 文化活動というものはどうあるべきなのか、 本質からぶれず、 学生たちを指揮する力にも

感銘を受けました。


陳先生率いる米果南国展の制作チームである大直設計&潮州小直チームは普段、

台湾国内でも近年、少しずつ社会課題として捉えられ始めた

地方の人口減少と活性化に取り組んでいます。


台湾の地方よりも、遥かに高齢化や人口減少の衰退ベクトルが強い西会津での体験は、様々な面で彼らにショックを与えたと思います。西会津町は、どこへ行っても若い人がいない、寂しくて静か、、、、、。今回の展示では、台湾東部の田舎で人口規模が西会津町と近い池上市について紹介されていましたが、そこは陳先生も学生たちも地方創生に関わる町です。 ただ、池上と西会津は活気や活動のエネルギーの向きに大きなギャップがあります。池上市はこの10年の間に、田園風景を生かした観光や、美術館・芸術音楽祭の取り組みを基盤に、10年前は12万人だった観光客が600万人にもに増加し、移住者によって人口が2000人も増加したという地域です。一方で西会津町は、毎年150人以上の人口が減少し続けていて、高齢化率もとても高い町で、観光客数も70万人ほど。そのほとんどは道の駅のお客さんです。超高齢・人口減少社会から再生に向かう難しさを、学生たちも感じてくださったと思いますが、それ以上に我々が再確認させていただいたのは、一人一人の前向きなエネルギーが集まることの重要性でした。 国や地域、民族、経済や文化背景が違えども、 人の集まりであるムラやマチ、地域にどんな未来が待っているのか、 それはそこに集まる人のエネルギーの”向き”というべきもので

決まるのではないか、と強く再確認する機会でありました。 彼らのポジティブなエネルギーを 中学生全員に触れてもらうことができたこと、 その痕跡が9月までここ西会津国際芸術村に残っていること 台湾の若者たちの実践が 日本の田舎の再生に大きく寄与できるという確信などなど たくさんの気づきや元気をいただきました。 米果南国展制作チームのみなさん、本当にありがとうございました。



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